就職活動とバイト、といった感じです。ちなみにバイト先は……なんというか、すごく言うのが憚られる職場なんですが……某アニメショップです。オタクなんで。店名書くと客とか社員の悪口書けなくなるので書きません。
 で、自分はずっと自分がオタクだということを隠して生きてきたんですが、なぜかというと、そんなもんは差別の対象にしかならないからです。社会において間違いなくヒエラルキーの最下層でしょ、オタク。そうですよね? 少なくとも自分はそう思ってます。だからこそ、ごく近しい人に対して以外はずっと隠し通してきました。実際、この文章を書いている今も、これを読んだ以前からの友人や知り合いが自分に対する接し方やイメージをネガティブなほうへ変えてしまうんではないかと、内心ビクビクしています。でもなんかもう疲れてしまった。たかが趣味の一つだし、どんな趣味を持っていようが、自分の人間性やら性格にはなんら関係ないし。
 とはいえ、オタク趣味は一般人には理解しがたいだろうなー。アニメ漫画ゲーム声優……なんて気持ち悪いと思われるだろう、と自覚してます。ただ、自分は理解してもらおうとは到底思いません。理解してもらいたいとも思わない。「何それ、気持ち悪いんだけど!」と罵倒されたとしても、「うん、俺もそう思う」と答えます。でも好きなもんはしょうがないのね、これが。だからまあ、触れないでいただきたいところです。興味もない人に「どういうのが好きなの?」とか訊かれるのも嫌だし、聞かされるほうだって嫌だろうと思うので。
 それにしても、なんでこんなこと書いてんだろうなあ……。どう思われるのか本当に不安だ。趣味は趣味、人柄は人柄、ときちんと区別して考えてくれるとありがたいです。オタク趣味にだけ傾倒しているというわけでもないしね。えー、ちなみにバイト先ではアニメ関連のCDやDVDを扱っています。いやもう、予想以上にめちゃくちゃ売れます。給料日明けなんて、一日レジから出られないくらい。容姿・言動に社会性のないようなオタクを一日中相手にするのは正直キツイと感じることもありますし、「こりゃオタクが差別されるのもしょうがないな」と思うこともありますが、バイト先の友人としかできないオタク話は本当に楽しいです。でもアレだ、趣味を同じくする人と話すってのは、趣味がなんであるかに関係なく一般的で楽しいことだと思うんですが、これがオタク趣味となると一抹の気持ち悪さを拭えない。いいけどさ。オタクだし。しょうがない。